国指定 重要文化財
ゆすはらはちまんぐう
柞原八幡宮
大分市八幡987 柞原八幡宮
国指定 重要文化財
ゆすはらはちまんぐう
柞原八幡宮
大分市八幡987 柞原八幡宮
柞原八幡宮は、豊前国【ぶぜんのくに】の宇佐神宮より分霊【ぶんれい】されたことが社のはじまりといわれています。古くから「豊後国一宮【ぶんごのくにいちのみや】」として信仰をあつめました。
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八幡造【はちまんづくり】
八幡造(はちまんづくり)
八幡宮【はちまんぐう】の社殿にみられる建築様式です。本殿が2つの建物で構成されているので、建物を側面から見ると屋根はMの形をしています。また屋根の間には樋【とい】を通しています。
もっとくわしく
柞原八幡宮は、836年(承和3)に宇佐神宮の分霊をまつる神社として建てられ、鎌倉時代以来大友氏を始め、歴代府内藩主の厚い信仰を受けていましたが、寛延2年(1749)に大規模な火災にあいました。現在の建造物は、宝暦2年(1752)~明治3年(1870)の間に順次再建されたものです。
重要文化財「柞原八幡宮」の社殿は、再建された本殿、申殿【もうしでん】、拝殿、楼門、東宝殿、西宝殿、東回廊、西回廊、西門、南大門の10棟です。社殿は本殿・申殿・拝殿・楼門が一直線に配置され、このうち本殿は類例の少ない宇佐神宮と同じ八幡造【はちまんづくり】本殿です。
八幡造(はちまんづくり)
八幡宮【はちまんぐう】の社殿にみられる建築様式です。本殿が2つの建物で構成されているので、建物を側面から見ると屋根はMの形をしています。また屋根の間には樋【とい】を通しています。
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指定年月日 平成23年6月20日 -
記号番号 建第2576号 -
種別 建造物 -
所有者 柞原八幡宮 -
附 宝蔵、八王子社、絵図面、棟札